葛原学習研究所 葛原祥太
知識、スキル、授業技術……
「これができる」という機能的自己の多くは
AIに凌駕されるのは時間の問題です
AIは私たちの思考履歴を分析し
「あなたはこれが好きなのでは?」
と、内側の願いにまで踏み込んでくる
しかし、この世界はもう私たちのすぐ隣まで来ている
「考えて、やってみる」という経験が蓄積されなければ
「自分が何をしたいのか」「自分が何者であるか」がわからなくなる
「AIに何ができないか」
この問いが、これからの教育の出発点になる
自分の深い願いは何か
自分自身の扱い方は
自分の特性や弱みは
これらを知らないまま大海原に放り出されれば
目的地もわからず、船の動かし方も知らず、溺れてしまう
外側にある「正解」を
いかに効率よく飲み込ませるか
それ「ばかり」をやってきた
常にコントロールされ続けた結果
「自分が何者なのかわからない」
自分とは何者だろうと考えること
× やれることをやってみたいという意欲
この円環が人格であり自分である
中心の地球 = 自分の願い
月の方向 = 考える・やってみる
AIが代替できるのは「考える」の上半分だけ
願いを持つこととやってみることは
人間にしかできない
自分の内面は鏡に映らない
窓のない部屋で「俺は俺だ」と叫んでも
「俺」が何者なのかはわからない
外の世界に出て対象に自分をぶつける
その反応の中に「自分」が現れる
指示通りに動いた経験を
振り返っても
そこには「先生の道」があるだけ
自分で考えて、自分でやった
その足跡にこそ
あなた自身が映し出される
け ── 計画を立てる
テ ── テストしてみる
ぶ ── 分析して振り返る
れ ── 練習で乗り越える
自分で目標を立て、試行錯誤し
結果を振り返るサイクルが
「やってみる」を習慣にする
Q ── 問いを立てる
N ── 情報を抜き出す
K ── 論理的に組み立てる
S ── 整理して表現する
「自分で考えなさい」と言われても
考え方がわからなければ考えられない
思考を型にして「考える」を可能にする
QNKSを使おう
けテぶれを回そう
「考える」と「やってみる」の
ダブルループで学びが深まる
どれだけ強力なエンジンを持っていても
間違った方向に走っていれば意味がない
「その学び、その努力は
キラキラの方向に向かっているか?」
エンジンに羅針盤をつける
それが心マトリクスの役割
やってみるエンジン
考えるエンジン
方向を示す羅針盤
この世に固定された「本当の自分」は
最初から存在しない
すべてはグラデーションの影のように
ぼんやりと揺らめいているだけ
その影に輪郭をつけ色をつけるのは
結局「自分」しかいない
カラオケが好きな人は
自分が歌うから楽しい
AIに代わりに歌ってもらって
満足する人はいない
なんとなく歌ってみた → ちょっとうまくいった
→ もう一回 → もっとうまくなった
「自分で考えて自分でやってみる」の高速回転の中で
「楽しい」という感覚そのものが深まり、広がる
AIは行動履歴から「あなたはこういう人間です」と言える
周囲の人も「あなたってこうだよね」と言ってくれる
でも、それで腹の底から納得できるかは
まったく別の話
確信は、自分でしか深められない
尖りは、自分の試行錯誤から生まれる
好き嫌いや得意苦手を実体験から紡ぎ出す中で
「自分の願い」が育っていく
やってみる
考える
方向を定める
曖昧で、複雑で
変化し続ける世界に
生きるためには
けテぶれ・QNKS・心マトリクス